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2006年 03月 03日
認知障害、緑茶1日2杯以上で効果あり…東北大調査
緑茶を1日2杯以上飲む人は、週3杯以下の人に比べて認知障害になりにくい傾向にあることが、東北大大学院医学系研究科の栗山進一講師(公衆衛生学)らの調査でわかった。 記憶力が衰えるなどの認知障害は、脳の神経細胞が活性酸素などで傷つくことが原因の一つと考えられている。緑茶に含まれるカテキンに、活性酸素の働きを抑えたり、神経細胞が傷つくのを防いだりする働きのあることは動物実験などで確認されているが、人間を対象に効果が裏付けられたのは初めて。 研究チームは2002年7~8月、仙台市在住の70~96歳の男女約1000人を対象に、緑茶を飲む頻度などの食生活を調べたうえで、記憶力や図形を描く力など認知機能についてのテストを行った。 この結果、緑茶を1日2杯以上飲む人は、週3杯以下の人に比べて、認知障害になっている割合が半分以下だった。緑茶を1日2、3杯飲む人と、4杯以上飲む人の間では差は見られず、研究チームは「1日2杯程度で効果があらわれる可能性がある」としている。栗山講師は「今後、海外などで緑茶を飲まない人を集め、半数の人に緑茶を飲んでもらう調査を継続して行いたい」と話している。 (読売新聞) - 3月2日3時5分更新 緑茶を1日2杯以上飲む人は認知障害になりにくいそうです。 確かに、カテキンには抗酸化作用があるので、活性酸素の働きを抑える。そのため神経の脱落を防ぎ、認知障害になりにくい。 論理としては筋が通っていますね。マウスなどでは確認されていますし。 ただ、調査方法が微妙ですね。約1000人から集めているので人数としては十分なのですが、……う~ん、なんか微妙。 +か-かというわけではなく、判断基準が認知機能という曖昧なものだからかな。 回数設定も微妙だし。しかも、緑茶といってもいろいろだし。 1日一杯だと効果がないの?本当に2杯飲んでいるの?などなど、ツッコミどころは満載です。 ある特定の緑茶からカテキンを抽出し、決まったmg数を定期的に接種してもらい、10年ぐらい追跡調査すれば、結果は明らかになるでしょう。 ただ、それが難しいからこのような全体を捉える統計調査になるのです。きっと仕方がないのでしょうね。 (こういうことを表すなんかいい言葉があった気がするけど、忘れてしまった。) 抗酸化作用をもつものの代表例はビタミンEとビタミンCです。 あとは一昔前にやたらと騒いだ「ポリフェノール」。 カカオポリフェノールやらワインポリフェノールやら、緑茶のカテキンやら大豆のイソフラボンやらブルーベリーのアントシアニンやら。みんなみんなポリフェノールの一種。ものによって抗酸化力が違います。 活性酸素の働きを抑え、コレステロールを下げたり、血管の通りを良くしたりするので、体にいいことには間違いありません。 ビタミンEを過剰に摂取しても副作用は特に知られていませんし。 一日一杯の赤ワインは健康に良いと言われているのは、この理由からです。 カテキンには抗菌作用もあります。昔読んださくらももこさんの本の中で、水虫に効いたという文章がありました。ただ、抗菌作用は抗酸化作用とは直接は関係ないような気がします。もしかしたら、菌の表面の酸化を防ぐため……なんてこともあるかもしれませんが、よく知りません。 とりあえず、お酒(特に赤ワイン)を飲みましょう。タバコは止めましょう(またこれか)。
by jmitta
| 2006-03-03 22:59
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